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2026/10/27 コラム

歯石取りの値段はいくら?費用相場や保険適用、費用に差が出る理由を解説

歯石取りの値段はいくら?費用相場や保険適用、費用に差が出る理由を解説

歯医者で歯石を取ってもらう際、実際にいくらかかるのか気になる方も多いはずです。

保険は使えるのか、なぜ歯科医院によって値段が違うのか、と疑問に感じる場合もあるのではないでしょうか。

歯石取りの費用は、保険診療か自由診療かによって大きく変わります。

また、同じ保険診療であってもどのような診療の中で歯石を除去するか、必要な検査や処置の内容、通院回数などによって窓口で支払う金額に差が生じる点に注意が必要です。

この記事では、保険診療と自由診療に分けて歯石取りの費用相場を紹介します。

さらに、歯石取りが行われる診療の種類や保険が適用されるケース・されないケース、窓口負担額に差が出る理由、歯石取りで得られるメリットまで詳しく解説いたします。

ぜひ最後まで読んでみてください。

歯石取りの値段はいくら?保険診療・自由診療の費用相場

歯石取りの値段はいくら?保険診療・自由診療の費用相場

「思ったより高かった」「意外と安く済んだ」など、歯石取りの費用に関する感想は人によってさまざまです。

実際にかかる費用も一律ではなく、保険診療と自由診療では料金の仕組みが異なるほか、保険診療でも処置の内容などによって窓口負担額が変わります。

あらかじめ費用相場を知っておけば、受診する際の参考になるでしょう。

ここでは、保険診療と自由診療の費用相場を紹介します。

保険診療の値段

保険診療で歯石除去を受ける場合の費用は、3割負担の方で初診時に3,000円〜4,000円程度、2回目以降は1,500円〜2,500円程度が目安となります。

この金額には歯石除去そのものだけでなく、初診料や歯周病の状態を確認する検査料、歯科疾患管理料などが含まれているのが一般的です。

保険診療では処置や検査の一つひとつに点数が定められていて、その合計を1点10円で計算したうえで、年齢や所得区分に応じた自己負担分を窓口で支払う仕組みになっています。

そのため、検査の内容や処置の範囲によって金額は変わり、実際の費用は歯科医院や患者さんごとの口腔内の状態などによって前後する場合があります。

なお、保険診療では歯石を一度ですべて除去せず、2回以上に分けて処置する可能性があることも知っておきましょう。

自由診療の値段

自由診療で歯石取りやクリーニングを受ける場合、費用の相場は5,000円〜20,000円程度と、歯科医院によって幅が大きいのが特徴です。

自由診療は保険が適用されず、料金は各歯科医院が独自に設定するため、費用にも差が生じます。

また、着色汚れの除去や、フッ素塗布などをまとめて行うクリーニングメニューの一部として歯石取りが提供されるケースもあり、含まれる内容によって金額はさらに変わってくる点に注意が必要です。

同じ『自由診療のクリーニング』という名称であっても、使用する器具や薬剤、施術にかける時間などが歯科医院ごとに異なります。

そのため、自由診療で歯石取りやクリーニングを受ける場合は、事前に処置内容と料金の両方を確認しておくとより安心です。

歯石取りはどのような診療で行う?

歯石取りはどのような診療で行う?

歯科医院で行う歯石取りは、口の中の状態や受診する目的によって、処置の内容が異なります。

歯石の除去を中心に行う場合もあれば、歯周病の検査や治療とともに進めたり、PMTCなどのクリーニングと組み合わせたりするケースもあります。

どのような診療の中で行われるかによって、歯石を取り除く範囲や一緒に行う処置などにも違いが出てくるでしょう。

ここでは、歯石取りが行われる代表的な診療の種類を紹介します。

歯石取りのみ

歯科医院によっては、歯石除去を中心とした処置を単独で受けられる場合があります。

処置には手用スケーラーや超音波スケーラーといった専用器具が使われ、歯の表面や歯周ポケット付近に付着した歯石を丁寧に取り除いていくのが一般的です。

使用する器具は、歯石の付着量や部位によって使い分けられることもあります。

歯石除去を単独で希望する場合も、保険が適用されるかどうかは診察や検査の結果によって決まります。

歯周病などの治療に必要な処置として歯石取りを行う場合は、保険診療の対象です。

一方、予防やクリーニングを目的として行う場合は、自由診療となる可能性があることを知っておきましょう。

歯周病治療

歯周病治療の一環として歯石取りが行われることもあります。

この場合は、まず歯ぐきの炎症の有無や歯周ポケットの深さなどの詳しい検査が必要です。そのうえで、歯周病の進行状態を確認し、必要な処置内容が決められます。

処置としては、歯ぐきの上に付着した歯石を除去するスケーリングに加え、状態によっては歯周ポケットの内部にある歯石を取り除く『SRP(スケーリング・ルートプレーニング)』を行う場合もあるでしょう。

歯ぐきの上だけでなく、ポケットの奥にある歯石まで対応することで、歯周組織全体の改善を目指していきます。

PMTC

PMTCとは、『Professional Mechanical Tooth Cleaning』の略で、歯科医師や歯科衛生士が行う専門的な歯のクリーニングです。

専用の器具や研磨剤を用いて、普段の歯磨きでは落としきれない歯の表面の汚れを丁寧に取り除いていきます。

歯垢(プラーク)や茶渋・タバコのヤニなどの着色汚れなどを取り除くほか、歯石の除去が行われる場合もあります。

虫歯や歯周病の予防を意識し、口腔内を清潔に保ちたい場合の選択肢のひとつといえるでしょう。

歯石取りに保険が適用されるケース・されないケース

歯石取りに保険が適用されるケース・されないケース

歯科医院で行う歯石取りには、保険が適用される場合と自由診療になる場合があります。

保険診療はあくまで病気の治療を目的とした制度であり、歯石が付着しているという事実だけで自動的に保険が適用されるわけではありません。

保険が使えるかどうかは、口腔内の状態や歯石除去を行う目的によって異なります。

ここでは、歯石取りに保険が適用されるケースとされないケースを紹介します。

保険が適用されるケース

保険診療として歯石除去が認められるのは、疾患の治療を目的とする場合に限られています。

具体的には、次のようなケースが当てはまります。

  • 歯周病や歯肉炎などがあると、歯科医師によって診断された場合
  • 歯ぐきの検査や問診を行い、治療としての必要性が確認された場合
  • 歯周病治療の一環として、スケーリングやSRPなどの処置が計画された場合

これらに共通しているのは、歯周病などの診断や治療計画に基づいて処置が行われているという点です。

診察や検査を経て、歯科医師が治療上必要と判断した場合に、保険診療として歯石除去を受けられます。

歯ぐきの状態や歯周ポケットの深さなどを確認し、その人に必要な範囲で歯石除去が行われることになります。

保険が適用されないケース

歯石除去を行う目的や内容によっては、保険が適用されず、自由診療となる場合があります。

具体的には、次のようなケースです。

  • 歯周病などの病気の治療ではなく、予防を目的として受ける場合
  • 見た目を整えることなど、審美目的で受ける場合
  • PMTCなど、自由診療として提供されるクリーニングを希望する場合

これらはいずれも、歯周病などの疾患に対する治療という位置づけではなく、予防や審美などを目的とした処置であるという点が共通しています。

そのため、保険診療の対象外となり、料金は歯科医院ごとに独自に設定される自由診療として扱われることになります。

目的や内容によって、保険が適用されるかどうかが変わる点に注意が必要です。

歯石取りで窓口負担額に差が出る理由

歯石取りで窓口負担額に差が出る理由

保険診療で歯石を取ってもらった場合でも、窓口で支払う金額はすべての患者さんが同じとは限りません。

なぜなら、歯周病の状態などによって必要となる検査や処置の内容、通院回数が変わるからです。

ここでは、歯石取りで窓口負担額に差が出る主な理由を紹介します。

検査内容の違い

歯石を取る際には、まず歯周病の状態を把握するための検査が行われます。

歯ぐきの炎症の程度を確認する検査や、歯周ポケットの深さを測る検査など行われる項目はいくつかあり、口腔内の状態に応じて必要な検査の組み合わせは一人ひとり異なります。

歯周病が進行している場合には、より詳しい検査が必要になることもあるでしょう。

保険診療では検査ごとに点数が定められているため、実施する検査の種類や数によって窓口で支払う費用も変わってきます。

このような検査内容の違いが、同じ歯石取りであっても、窓口負担額に差を生む理由のひとつになっています。

レントゲン撮影の有無

レントゲン撮影が行われるかどうかも、歯石取りの費用に差が生まれるポイントです。

歯や歯を支える骨の内部の状態は、目で見ただけでは十分に把握できないことがあるため、診断上必要と判断された場合には、レントゲン撮影が行われます。

撮影が検討されるのは、歯を支える骨の状態など、目視だけでは確認できない部分を詳しく調べる必要があるときです。

撮影を行った場合は、その分の費用が加算されるため、撮影をしなかった場合に比べて窓口負担額は高くなる傾向があります。

歯石取りを受ける方の全員に撮影が行われるわけではなく、その都度必要性が判断されます。

必要な処置・範囲の違い

歯石取りにかかる費用は、必要となる処置の内容や範囲によっても異なります。

人によって、歯ぐきより上に付着した歯石への処置だけで済むこともあれば、歯周ポケットの内部にある歯石まで取り除かなければならないこともあるでしょう。

歯石が多く付着していても、その量だけで料金が決まるわけではなく、どの部位にどのような処置が必要になるかが関係します。

特に保険診療の場合、スケーリングは処置する範囲、SRPは処置する歯の本数や種類に応じて算定されるため、窓口負担額にも違いが生じます。

通院回数の違い

歯石取りに必要な通院回数は口腔内の状態や処置内容によって異なるため、1回の処置だけで歯石取りが完了するとは限らない点に注意が必要です。

上下の顎に分けたり、処置する部位ごとに区切ったりするなど、複数回の通院が必要になることもあるでしょう。

歯周病の状態や処置する範囲によっては、治療の経過を確認しながら数回に分けて処置を進めることもあります。

通院の回数が増えるほど、そのたびに再診料や実施した処置の費用がかかるため、1回で終わる場合に比べて最終的な総額は大きくなる可能性があります。

定期的な歯石取りで得られるメリット

定期的な歯石取りで得られるメリット

歯石取りは、付着した歯石を取り除き、口腔内を清潔な状態に保つためにも行われます。

毎日の歯磨きだけでは落とせない汚れへの対策にもつながり、虫歯や歯周病、口臭など、さまざまな面でのメリットも期待できる処置です。

ここでは、定期的な歯石取りで得られる主なメリットを紹介します。

歯周病予防につながる

歯石の表面はざらついているため、その上に新たなプラーク(歯垢)が付着しやすくなります。

歯周病の原因となる細菌が多く含まれているプラークは、歯ぐきに炎症を引き起こす要因のひとつです。

こうした細菌が付着しやすい歯石やその周囲の汚れを歯科医院で取り除き、口腔内を清潔に保つことが、歯周病の予防につながります。

ただし、歯石を取り除くだけでなく、毎日の歯磨きやフロスでのケアなどを欠かさずに行い、プラークの付着を防ぐことも大切です。

虫歯予防につながる

毎日ていねいに歯磨きをしていても、歯と歯の間や歯ぐきの境目に付着した汚れをすべて落としきることは簡単ではありません。

歯科医院で歯石取りを受けることで、セルフケアだけでは取りにくい歯石やその周囲の汚れをまとめて取り除くことができます。

歯石取りとともに、歯の周囲に付着したプラークを除去し、日々の歯磨きで口腔内を清潔に保っていくことが、虫歯予防につながるでしょう。

口臭予防につながる

口臭の原因はひとつではありませんが、口腔内に残ったプラークや歯周病の進行状態が影響することもあります。

歯石の周囲にはプラークなどの汚れが付着しやすく、細菌が繁殖しやすい環境になりがちです。

歯科医院で歯石やその周囲の汚れをしっかりと取り除き、口腔内を清潔な状態に保っておくことは、口臭予防につながる対策のひとつだといえるでしょう。

口臭が気になる場合は、原因を確認するためにも、早めに歯科医院へ相談してみることをおすすめします。

口元の清潔感につながる

歯石や周囲に付着した汚れを取り除くことは、口元のすっきりとした清潔な印象につながります。

自由診療のクリーニングでは、歯石だけでなく、PMTCなどによって歯の表面に付着した着色汚れを取り除くことも可能です。

ただし、これは歯の表面についた汚れを取り除く処置であり、歯そのものを漂白して白くするホワイトニングとは目的や仕組みが異なることも理解しておきましょう。

まとめ

歯石取りの値段は、保険診療か自由診療か、また受ける検査や処置の内容、レントゲン撮影の有無、通院回数などによって幅があります。

歯石除去は単独の処置だけでなく、歯周病治療やPMTCの一環として行われることもあり、費用だけでなく口腔内の状態や目的に合わせて方法を選ぶことが重要です。

渋谷区神泉町にある『雪下歯科医院』では、予防歯科にも力を入れており、バイオフィルムや歯石、着色汚れをケアするPMTCを提供しています。

歯周病治療では、進行状態に応じたスケーリングに加え、痛みへの不安を軽減できる光殺菌治療(PDT)も導入しています。

歯石や口腔内の汚れが気になる方は、ぜひお気軽に『雪下歯科医院』までご相談ください。

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